世界のトルティーヤ

今、世界の穀物事情は、かなり熱くなっています。

ここ数年続く天候不順によって、いわゆる世界の穀倉地帯が大きな被害を受けています。

投機マネーが先物穀物市場に流れ込んで市場を跳ねあげています。

そのうち大好きなラーメンやうどんが高級料理にならないことを願ってやみません。

日本でも小麦を材料として使う料理は数多くありますが、歴史としてみればヨーロッパや中東のほうが先輩格でしょう。

パンは小麦で作られますし、パスタやマカロニもそうです。

世界中で種類は違えども注文するとほぼ同じ物が出てきます。

寿司やギョウザでもほぼ標準形があります。

しかし、トルティーヤという料理に限っては、少し事情が違います。

日本でよく知られているトルティーヤは、とうもろこしの粉をすりつぶし、薄く丸く伸ばして焼いたものです。

メキシコでは主食として激辛のディップを乗せて食べたりします。

ところがスペインでトルティーヤを注文すると、全く違ったものが出てきます。

簡単に言うとじゃがいも入りの卵焼きです。

日本のそれとは違い、フライパンで丸く形作られた卵焼きで、具材として蒸かしたジャガイモがゴロゴロ入っています。

日本では、卵焼きは「焼く」ですが、スペイン風卵焼きはほとんど「揚げる」です。

といっても油の中に放り込むのではなく、多めのオリーブオイルをフライパンに引き、そこに材料を投入するという焼きと揚げの中間といったほうが良いかもしれません。

味付けとしては塩のみですから、食べる時にさらにオリーブオイルをかけたり、コショウをふる人もいます。

パリパリのメキシコ風トルティーヤを注文したつもりが、どーんと目に前にお好み焼き風の卵焼きが出てくると戸惑いますが、いずれも甲乙つけがたしのB級グルメです。

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